「交通のご案内」はどうしたらいい?(結婚式送迎バス案内状・例文と注意点)
結婚式や披露宴のご案内状(会場のご案内:住所・時間など)と共に「交通のご案内」をわかりやすくいれましょう!
“例文”と“ちょっとした注意事項”を上げてみます。
<目次>
1. (招待状と共に)公共交通機関/駐車スペースのご案内
2. (招待状と共に)公共交通機関/駐車スペースのご案内 + 送迎バス・シャトルバスのご案内
3. (事前に/招待状と共に)お車代・お車料
4. (出席&バス利用確認後)送迎バス・シャトルバスの詳細案内
5. (郵便物の送付)郵便切手
6. 注意すべきこと!
1-1. 公共交通機関/駐車スペースのご案内
特に送迎バスやタクシーチケットなどのご用意がなく、公共交通機関でお越しいただく場合。
招待状と共にご案内を入れるようにします。
〔会場のご案内(~線~駅~出口 徒歩/車~分(+地図))の後…〕皆様にはご面倒をおかけいたしますが 公共交通機関でのご来場をお願いいたします
なお 駐車スペースが限られております関係上 駐車ご希望の方は返信ハガキにて
お知らせください
(※駐車希望の方には、後日「駐車スペースのご案内」を送付することを忘れずに!)
1-2. 公共交通機関/会場駐車場ナシのご案内
送迎バスやタクシーチケットなどのご用意がなく、公共交通機関でお越しいただく場合で、さらに会場には駐車スペースが無い場合。
招待状と共にご案内を入れるようにします。
〔会場のご案内(~線~駅~出口 徒歩/車~分(+地図))の後…〕皆様にはご面倒をおかけいたしますが 公共交通機関でのご来場をお願いいたします
なお 駐車スペースもございません 大変ご面倒をおかけいたしますが
ご了承の程よろしくお願いいたします
2. 公共交通機関/駐車スペースのご案内 + 送迎バス・シャトルバスのご案内)
送迎バス・シャトルバスのご用意がある場合、ご準備の状況に応じた内容/選択肢を記載します。
〔会場のご案内(~線~駅~出口 徒歩/車~分(+地図))の後…〕
2-1. <最寄駅→会場:往復>
最寄り駅「○○駅」より送迎バスがございます
ご利用をご希望の方は返信ハガキにてお知らせください
送迎バスの詳細につきまして 後ほど詳しい内容を送付させていただきます
※「送迎バス」でなく「ホテルのシャトルバス」がある場合、この時点でシャトルバスのご案内を同封することもできます。
(上記例文の「送迎バス」を「ホテルのシャトルバス」に替えます。)
式場までの送迎バス(行き) ご利用/ご不要 (片方を○で囲んでください)
式場から駅までの送迎バス(帰り) ご利用/ご不要 (片方を○で囲んでください)
2-2. <結婚式場→披露宴会場>
結婚式会場から披露宴会場まで 送迎バスを準備しております
ご利用をご希望の方は返信ハガキにてお知らせください
送迎バスの詳細につきましては 後ほど詳しい内容を送付させていただきます送迎バス(結婚式場から披露宴会場) ご利用/ご不要 (片方を○で囲んでください)
3. お車代・お車料
お車代については、出欠席を決められる前までに、連絡しておくことが無難です。
(コラム:お車代・お車料について、いつ連絡する?、参照)
ちなみに送迎バスを用意してもいくらかのお車代(送迎バスでの移動範囲によって額は異なる)をお渡しすることは必要かと思います。
3-1. お車代・一部負担 + 受付などで手渡し
お車代を半額~8割ぐらい負担し、受付などで手渡しされる場合。
心ばかりのお車代をご用意させていただきますので 当日受付にてお申し出くださいませ
3-2. お車代・全額負担+事前送付
お車代を全額負担し、事前に現金書留を利用して送付される場合。
招待状の返信を受けられましたら、地図・パンフレットなどのご案内状と共にチケット(新幹線・航空券・タクシーチケット等)や現金を事前送付します。
お手数おかけしますが お越しいただける経路と手段をお知らせください
チケット等事前にお手配し送付させていただきます
遠方よりお越しの方には宿泊代もご用意させていただきます
よろしくお願いいたします
4. 送迎バスの詳細案内
返信が集まり、出席&バス利用の確認が取れたら、送迎バスの詳細を送付します。
簡単にハガキでのお知らせでも可。
4-1. 例1
先日は結婚式にご出席のお返事を頂きましてありがとうございます
送迎バスをご利用の際は下記をご確認いただき 乗り遅れのないようお集まりください
時間:○月○日○曜日 ○○時○○分
場所:○○駅○○前
地図:
4-2. 例2
拝啓 ~時候のご挨拶~
このたびは私どもの結婚披露宴にご出席の返事をいただきありがとうございます
当日の送迎バスについてご案内させていただきます
皆様にお会いできますことを心よりお待ち申し上げております 敬具記
日時: ○月○日○曜日 ○○時○○分
場所: ○○駅○○前以上
ご不明な点がございましたら○○(TEL)までご連絡ください
4-3. 例3
拝啓 ~時候のご挨拶~
さて 〇月〇日 結婚式当日のバス乗車時間及び乗車場所についてご案内申し上げます
敬具(記)
乗車場所
乗車時間
地図平成〇年〇月吉日
名前(連名)
5. 郵便切手
結婚式のご招待状、送迎バスの詳細ご案内、お礼状など・・・郵送の際、必ずご使用になるのが「郵便切手」です。
慶事用切手(郵便局)
「慶弔用」の郵便切手というのがあります。
こちらは額面通りで追加料金もありませんので、「慶事用」をご指定されることを忘れずに!
普通切手一覧(日本郵便)
慶事用切手(切手SHOP:日本郵便)
オリジナル切手作成サービス(郵便局)
さらに!オリジナル切手を作成するというのも・・・!
思ったより簡単に、お手頃に作成いただけます。
フレーム切手 オリジナル切手作成サービス(日本郵便)
※1シート(10枚または20枚)当たり+410円でオリジナル切手が作れます!
ご自分たちでご用意した写真、イラストなどを利用
インターネットからも申込み可能!
1シート(10枚/82円切手)1,230円=(切手代820円)+410円=(1枚当たり+41円)
1シート(20枚/82円切手)2,050円=(切手代1,640円)+410円=(1枚当たり+20.5円)
1シート(20枚/92円切手)2,250円=(切手代1,840円)+410円=(1枚当たり+20.5円)
6. 注意事項
「交通のご案内」をお伝えする際に注意したい点を上げてみます。
6-1. 送迎バス・シャトルバスについては詳しく記載してあげる!
送迎バスやシャトルバスについては、不安に感じるものです。
乗車場所、時間、運行間隔、バスの外観など、バスを見つけやすいよう、乗り遅れることの無いよう、情報をできるだけ記載しましょう。
6-2. 送迎バス・シャトルバス、ご利用者の確認
送迎バスやシャトルバスをご利用の来賓に関しては、どこか責任者を決めて把握し、確認を取る・取らないなど、しっかり打ち合わせをしておきましょう。
特に、そこそこ距離があり、送迎バス1台(1回)を出す場合などは、バス出発前にどなたか名簿などで確認を取り、乗り遅れの方が困ることの無いよう配慮しましょう。
せっかくのおめでたい場ですから、アンハッピーな方を作らない配慮は大事かと思います。
6-3. 句読点は使わない
知っている方には“常識”なのかもしれませんが改めて…。
結婚式のご招待状では、句読点を使用しないのが一般的なようです。
ただし、句読点を使用したからといって、間違いとも言えません。
句読点を使用しない理由は諸説あるようですが、理由はどうあれ「句読点は避けて」おいた方が無難です。